Manatsu Tanaka 舞夏
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頭の中、舌の先、
​心の深い果てない海
そこにあるものを綴る指

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頂点を目の前にして、引き返すのも勇気だという。

7/5/2020

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Picture
4月あたりに出会ったとても素敵なJPOPの歌がある。
NakamuraEMiさんのYAMABIKOっていう曲です。
ぜひこちらをチェックしてください。
https://youtu.be/BGVUiMskx_U 
何よりも歌詞とリズム感の良さ。
衝撃受けるくらいぐっとくる曲ってそう簡単にであるものではない。
きっと初めて聞いた時の心境や状況にもよるし、聞いた後でわざわざ題名もわからないのに覚えている歌詞でなんとか検索ヒットさせようとするくらいの曲って、どのくらいありますか?
本当に出会えて良かったと思える歌。
曲全体がもう良すぎてああ!って感じだけどその中でも衝撃が強かった部分を。
「頂上の高さなんて隣と比べるもんじゃない
頂上まで己を信じて歩ける強さが全てだ
頂上を目の前に引き返せばならぬのならば
それも勇気だ涙を拭って何度でもまた登って前を向け!」
自分が今何かものすごくほしいものがあってもなくても、
これは人生においての名言ではないでしょうか?
見出しの画像は大学でやったコンテンポラリーの作品。
内容は三部構成で、ソリストが舞台後方の下手から上手にあるコートハンガーにかかっているジャケット、スカートと靴をめがけて12分かけて一直線に歩き、その間、10数人(多分)のアンサンブルと二人のDuet Dancerがソリストの周りで起こる「環境や心境の変化」を表したアスレチックな振り付けをする。ソリスト以外は12分間踊りっぱなしでスタミナ勝負な難易度の高い踊りで、ソリストはというと、コートハンガーにかかっている衣装を身にまとい、アンサンブルとデュエットのダンサーたちを追いかけるようにはけたかと思うと最後の30秒でスポットライトの中一人踊り、照明転換とともに作品の初期位置に戻り、また新たな衣装がかかったコートラックを見つめて、終わるという作品だ。
振付家によると、ソリストはコートラックの衣装を身にまとったことでその「目標」は達成したので他のダンサーはいなくなり、最後一人で踊り、そしてさらに成長したソリストの前にはまた新たな目標が出現したため、初期位置に戻ってコートラックにかかった新しい洋服を見つめているという。
私はその白いドレスのソリストをやらせていただいた。
(作品動画はこちらhttps://youtu.be/VjufXwqzt6A)
アンサンブル踊っている量とか時間の長さと比べたらソリストは踊る量が少なくって。。とも言える。
そうじゃなくて、アンサンブルの頂上はいかにスタミナ勝負な難易度の高い踊りをこなすかであるかもしれないように、
ソリストにはソリストのソリストにしか伝えられない物語、
そう、頂上があって、それは険しさ勝負や高さ勝負じゃなくて、
最後までコートラックにたどり着けるかがソリストの頂上だ。
今、私はその役とYAMABIKOの歌詞で自分を奮い立たせようとしている。
諦めて完全に試合放棄しない限りは、この頂上までの道は無くならない。
この道はどこにもいかない。
23歳なんてまだまだ若い。
混沌とした今日の世界では正解か不正解などなく、でも自分に対して真実でいるかいないかはある。
実績や舞台出演数やメディアの数という頂点の高さ・栄光よりも、周りと比べたら高さはないかもしれないけど自分の目指した頂上までの道のりがどんなに長くって辛くて平に見えて全然登って居ないように感じても諦めずに最後まで登り切る方が人間としての深みがある。
それなら自分が自分に対して真実でいて、そして諦めるということをしなければ、時間はかかっても、永遠に続いてるように見えるまるで頂上に近づいている気が全くしないような平な道も歩き続けることができる。
自分の足で走り切る、登り切る、たどり着く。
その道中、引き返すのが勇気ならば、それも成長の糧というまでで。
引き返す=諦めでは決してないのであって引き返す=己の意思の選択。
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    Manatsu | 舞夏

    誰かがいってくれた。
    『あなたは自分の生き様がアートなんだね。めっちゃいいよ!』

    自分に正直に生きることは彫刻家のように素材を丁寧に削って自分という作品を作り上げること。
    自分に正直に生きることはふるいにかけながらも自分を理解して関係を深めていける人間と出会える可能性を開いていくこと。

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